魔の2歳児予備軍である1歳児!! ふにゃふにゃして可愛いだけだった赤ちゃんが、歩き出したり、一丁前な考え方をし始めたり・・・。
そうなると、イライラすることも増えてきて、お母さんの対応も変えていかなければなりません。ここでは、1歳児の様子とつき合い方について少し考えてみます。
1歳児の子育てはイライラする? 食事編
だんだん言っていることが分かってきたな、と思って面白がっていられるのも束の間。なんだか様子が変わってきます。
何かしようとすると、「いや!これがいいっ!」と、喋れないなりに訴えてくるようになります。そう、食事の時でさえも!!
それまでは、なんでも口に入れてあげるとパクリだったのが、私がご飯を口に入れてあげようとしても、おかずを指して、「あうっ!!あっ!あうぅ!!ふえぇぇん!!(違う!あっちの食べる!これじゃない、えーん!!)」と言ってみたり。
「食べ終わるまで座ってようね」と言っても、立ち上がって歩き出してみたり。
また、自分で手づかみやスプーンで食べたいから、大人が手を出すと怒ってみたり。
ならば好きに食べなさいと放っておくと、「これでやってよ」とスプーンを渡してきたり・・・。
そんなことが毎回繰り返されます。
うちの子はみんな食べることが大好きだから、食べさせるための苦労をしたことはないのですが、食べてくれないことで悩むお母さんもたくさんいますよね。うちの子が、「早く食べさせろー!!」と騒いでいるのをみて、「うらやましい」という友人もいました。
「お菓子なら食べるんだけどねー」なんて言っている人もいました。「お菓子さえ食べないんだよ」と言ってる人もいました。「もうお菓子をあげないと吠えて大変、途中で取り上げるなんてできない」そんな話もよく聞きました。
「最初から袋であげなきゃいいじゃん」なんて他人事に考えていましたが、3人目は袋ごとあげないと吠えます!
「おぉっ!とうとう、うちにもやって来たかっ!!」
だけど、なるべく小さめの袋のお菓子しか買わないからか、胃が底無しなのか分かりませんが、食事もがっつり食べてくれます。
お菓子を覚えてしまったら、それを奪われるのは相当のストレスです!! だから、最初からあげるお菓子は、小袋に入っているものだけにしました。
食べきったのを見えるようにしておいて、もう無いよとアピール!! 鞄にいつも多く入っていると狙われるから、最小限しか持ち歩かない。
今のところは、カバンを漁ってくることはあっても、なければないで諦められるようです。食べ物が見えてしまうと、食べられるまで騒いでいます。
上の子の習い事に連れてこられる弟や妹。お店が近くにあるからと、毎回おかしを買いに行くお母さん達もいました。
これって、どうなのでしょうか? 私は子供のご機嫌取りの為に、おかしを買いに行ったことはありません。
理想は、常におにぎりなどを持ち歩くことだけど、なかなかそうもいかないので、小袋のお菓子(ボーロ)などを持ち歩き、おとなしく待っていてほしいときだけ食べさせています。
お腹がすいていると、それだけで不機嫌になってしまうので…
あとは、単純につまらなくて騒いでいる時もあるので、お菓子でごまかすのではなく、相手をしてあげられる場所や状態なら、積極的に相手をするようにしています。お母さんもイライラするよりは、一緒に手遊び歌をしてみたり、絵本を見てみたり、何か静かに交流できることを探してみると良いですね。
お子さんが食べてくれないことで、イライラしているお母さんもいますよね?
子供が小学生になると、「小さい頃は全然食べなかったのー」と話すお母さんによく会います。ということは、ちゃんと成長して小学生になっているわけです。1歳の時に、ご飯を食べなくても、お菓子すら食べなくても、必死になって食べさせる必要はなさそうです。
しかし、お子さんの中には、本当に栄養が吸収できないとか何か他に問題がある場合もありますから、一度病院で診てもらった方が良いかもしれませんね。
それ以外の場合、食べていないのに成長しているということは、実は思っているよりも食べているとか、とっても燃費がいいんだなと考えてみたりすると良いのではないでしょうか?
お母さんがイライラしながら見張っていたら、お子さんも委縮して食べることができませんよ。
他にもある1歳児へのイライラ
1歳児は、本人の方がイライラすることが多そうです。
自分自身は、大人やお兄ちゃんやお姉ちゃんと同じつもりなのに、できないことが多い。「なんでできないんだー!ぎゃーー!!」のような場面をよく見かけます。
また、好奇心が旺盛なため何にでも手を出しては「ダメッ!」と言われます。ただ気になるから手を伸ばし、そこに粉が入っていたから出してみただけです。
「わーーー!!」なんて言われる筋合いはありません。でも、大人の都合からするとそうはいかない・・・。
長靴を気に入る子も多いです。
「晴れているから普通の靴にしようよね」
「いやーーー!!」
1歳児あるある、ですね(笑)
まとめ
1歳児の好奇心は、なるべく気が済むまでやらせてあげて下さい。自己肯定感を育てている真っ最中に、押さえつけないであげてほしい。本当に危険なことは止めないといけませんが。
「なんでこんなことしたのかな?」と考えながら観察すれば、親のイライラは「なるほどなー」に負けます。1歳になって、できることがどんどん増えていく毎日から目が離せません!!
あとで振り返ってみると、本当に短いこのかわいいかわいい1歳児の子育て、楽しんでほしいと思います。(なんて書きながら、さっき買い物に連れていって、知らないうちにどこかに行ってしまったり、勝手に商品を持ってきたりする1歳の我が子に、若干イライラしてしまったことは内緒です・・・)