二人目が生まれ、上の子にイライラしてしまうのは何故?

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男の子
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初めての子育てに奮闘しながらも、ある日突然やってくる二人目。

またあの大変なことの繰り返し?と不安に思いきや、なんとも気楽な二人目育児。結局イライラするのは、上の子に対してばかり。どうして上の子ばかりにイライラしてしまうのでしょうか?

私の経験を元に考えてみます。

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二人目誕生で気をつけたこと

ガラガラ

二人目の妊娠で通ったのは、性別を教えない方針の病院でした。何故教えないのかというと、性別を気にするということは、無事に産まれることが前提にあるということ。だから、性別を教えてしまうと『産まれることの素晴らしさ』が薄れてしまうということからでした。

なるほど、確かに。性別よりも、『産まれてきてくれること』が楽しみなことであり、素晴らしいことですよね!!

うちは一人目は男の子。だから、お兄ちゃんになります!

下の子が産まれる前から、当時好きだったキャラクターに妹が増えたからなのか、2歳児にあるという不思議な脳力からなのか、「妹が出てくるよ」と言い続けてきたのですが、本当に女の子が生まれてきました。

「二人目、ちっちゃいっ!! お兄ちゃん、いつの間にこんなに大きくなってたんだ?!」

誰もが思うことを実感して、二人目育児が始まります。

二人目を妊娠中に、『二人目が産まれた時の、上の子の気持ちを疑似体験する』というコーチングイベントに参加しました。コーチングしてくれた先生が上手だったのか、参加者8人全員号泣でした! 目を閉じて、先生に言われた通りに想像するだけなのですが、それはもう衝撃的でした。(内容については、同様のコーチングを受ける方がいらしたら新たな感動を受けられなくなるので、ここでは控えます。)

そんな体験をしたので、いくら毎日イライラしているとはいえ、上の子がそんな気持ちになるのだけは耐えられませんでした。

上の子が悲しい気持ちにならないようにするには、

  • お母さんは、赤ちゃん専属になる
  • お父さんは、お兄ちゃん専属になる

お父さんはお兄ちゃんが最優先で、赤ちゃんが泣いても、お兄ちゃんが見ている前では絶対に抱っこをしません。寝るのも、甘えるのも、全部お父さんを独占です。私は、夫がいない平日も、なるべくお兄ちゃんを優先するようにしました。

そんな日々を過ごしていると、ある日泣いている赤ちゃんに向かって、上の子が次のように話しかけているのが聞こえてきました。

「泣いてるの? お母さんもうすぐ来るよ! お兄ちゃんがいるから大丈夫だよ!」

そんな感じで、上の子が下の子をいじめることは、幼少期にはありませんでした。

しばらくの間、上の子にとってお父さんは僕のものという状態が続きました。「もうだいぶ大きくなってきたし、そろそろいいかな?」と、上の子が見ている前で、父親が下の子を抱っこしてみました。

すると、怒り始めました。この時、私1人で2人の子を担当するのは、やっぱり無理だったんだなあと実感しました。

もう少し大きくなると、ちょっとした意地悪があったり、2人とも小学生になった今では、もっと激しい喧嘩をしたりしますが、基本的には仲良し兄妹です。

二人目育児はなぜ楽なの?

それにしても、二人目育児はとても平和! 一人目のお兄ちゃんの時には毎日イライラしていたのに、二人目の妹は魔の2歳児になっても大したことなし!

何故なのか色々と考えてみました。

  • もともとの性格が穏やかであり、女の子だから私にとって謎の行動はあまりない。
  • 2回目の育児なので、成長の過程をだいたい知っている。
  • ちょっとした「?」なことがあっても、お兄ちゃんもそうだったなぁ、と懐かしんで終わる。

一人目だと最初の衝撃だからか、わざわざぶつかっていってしまっていたことが、二人目以降は「うんうん、そうだったよね」となります。上の子って、本当に損ですね・・・。

それは私の子育てがそうさせているだけで、他の方は違うのかもしれませんが・・・。しかし、私のまわりの小さな世界では、「一人目はイライラするのに二人目は楽だよね」というのはよく聞く話です。

二人目は、上の子の行動をよく見ています。『小さい子供は、自分の年齢に近い人を慕って真似する習性がある』、幼稚園の園長先生の講演で聴きました。「だから、私より若い先生が人気があるのは仕方ないのよ」とも(笑)

そういうわけで、二人目は一番近くにいるお兄ちゃんお姉ちゃんを真似するので、どんどん勝手にできることが増えていき成長していきます。そして褒められることも増える・・・。

それを見た上の子は、できて当たり前のことなのに張り合ってくるので、そんな姿を見た私は、ちょっとイライラしてしまったり。

小学生になって、すんなりと出かけられないことは2人とも同じなのに、上の子の時は「なんなんだ、早く行きなさい」とイライラしてしまうのが日常でした。

それに対し、下の子が同じようにすんなりと出かけられないと、頑張れと応援してみたり、「お兄ちゃん、一緒に行ってよ!」と上の子を怒ったりなんかして・・・

さすがに、上の子への態度がおかしかったことに気が付き、今更かもしれませんが、いろいろとフォローしているところです。

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まとめ

よく兄弟が違うタイプだと、「同じように育てているのに全然違うね」なんて話をする人がいますが、第一子と第二子以降は、生まれた時から環境が全然違います。

いろいろなプレッシャーを背負わされる第一子上の子をみて良くも悪くも見本がいる第二子以降・・・。要領がよくなる子が多いのも頷けますよね。

兄弟が増えた方が楽しいし、イライラも分散されたり、イライラする必要もなかったということに気付いたり。我が家の場合は、お兄ちゃんに2人の妹ができたおかげで良かったことがたくさんあります。

上の子が上の子として頑張れているところ、人間として頑張れているところ、どんどん褒めてあげたいですね!

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