子供の年齢に合わせた叱り方について考えてみよう

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ソファに座る子供
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子育てをしていると、子供を叱らなくてはいけない場面も出てきますよね。

そんなとき、どんな叱り方なら効果があるのでしょうか? その前に、本当に叱る必要があるのかも冷静に見極めないといけません。

ここでは、子供の年齢に合わせた叱り方について考えてみたいと思います。

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目次

子供が小さいうちの叱り方

子供


『怒る』『叱る』は、違います。怒るのは感情で、叱るのは冷静な判断からです。だけど、叱るのも、想像以上に子供に恐怖心を与えています。

よく言われる『良い叱り方』とは、『子供の目線になって、短い言葉で!!』ですね。2~3語で伝えれば充分です。大人が立ったままで、いくら2~3語の短い言葉であっても、真剣な顔で上から何かを伝えたら、子供は怖くて聞けないです。

目線を合わせても、長々と説明し続け、挙げ句の果てに別の時系列の話までもち出されても、やっぱり子供には伝わりません。

「謝りなさい!!謝るまで離しませんよ!」も逆効果です。怖いから口先だけで「ごめんなさい」と言うだけで、本当は何が悪いのか分かっていません。

結局、イライラしているときに話そうとしても、単に怒っているにすぎず、それがしょっちゅうだと子供の方も「あぁまた始まっちゃったなー」程度になってしまいます。それどころか、うちの子は、こちらがカリカリ怒っていたら、話し終わるのを待ってから、普通に世間話を始めたりしたこともありました。

そのような感じで、イライラしてしまった時に何か注意をしたくても、全然通じないようです。

そこで、よく考えてみると、怒るのは感情なのでとりあえずおいておいて、叱らなくてはいけない場面って、そうそうないんですよね。

絶対に必要なのは、命の危険になるようなこと、ケガしそうなこと、周りの人をケガさせそうなこと、心を傷つけたりすること、くらいでしょうか?

そうすると、小さい子にも「あぶないよ」とか、「これはお友達がいやがるよ」とか、簡単に伝えることができますね。

小学生になってからの叱り方

子供 宿題


時間を決めているのにも関わらずテレビやゲームをやめない時、イライラして怒ってしまうことがありました。宿題をなかなかやろうとしない、その上終わらない。そんなときも、怒っていました。

叱れば良かったのでしょうか? 冷静に考えてみると、叱ってまでやらせなくてはいけないことでしょうか? 叱られながらやって何になるのでしょうか?

それよりも我が家で効果的だったのは、宿題や手伝いなど基本的なことが終わったら、ご褒美的にゲームの時間ができるという仕組みにしたことです。子供も納得し、毎日ものすごい速さで宿題などをするようになりました。

すぐにやらなくても観察していると、自分なりに計画があるようで、休憩してから取り掛かったりしていました。そしたら、叱る理由、減りますよね。

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父親の叱り方から考える

我が家は、夫の叱り方が最悪です。感情を出して怒ることは少ないのですが、片付けが一番気になるようで、思い通りになっていないとき、無表情で自ら片付け始めます。

やってくれるならいいじゃないと思うかもしれませんが、「これはいるの? いらないよね? 捨てるよね?」と猛スピードで始まるので、子供達は恐怖のあまり慌てて片付け始める。本当に大事なものかどうかを判断する思考回路は停止しているし、捨てたくないと思っても言えるような雰囲気ではない・・・

そしてたくさん捨てて、部屋がきれいになると旦那の機嫌はよくなる。子供をほめたりもする。

でもそれってどうなのでしょう?

母親の私が、片付けを上手くさせることができないし、自分も片付けが上手でないからいけないのだけど、こんなに恐怖心を与えてまで、できるようにならなけらばいけないことなのか考えてしまいます。

他の事でも、叱る場面は恐怖心をかなり煽り立てるので、子供が反省するような流れになっていないように思えます。小2も子も小5の子も泣いてます。

もちろん、普段は仲良しです。遊んでいるときは子供達も大爆笑。でも、怒ると怖い、怖すぎる。

その叱り方が効果的であれば、子供たちはとっくに片付け上手になっているはずなのに、そういうわけでもなく・・・

最近、私はイライラすることが激減し穏やかな日々なので、注意するときにもなるべく上から目線にならないように話して、しつこくならないように放置することにしました。すると、5年生の長男はしばらくの間は一人でキレていますが、考える時間ができるからか自ら謝りにきたりするようになりました。

そういう日々の様子をみていると、怖い顔で叱っていればよい年齢ではないんだなと感じます。高学年に、考える時間を与えるのはとても大事なことだと思います。

まとめ

読書する男の子


乳幼児と小学生とでは、叱り方は違ってきます。また、同じように叱られても一人一人響き方が違うので、子供の様子をよくみてあげることが大切です。

そして、なるべくなら厳しく叱るのではない方法で、いろいろなことを教えていけたら、自己肯定感も上がって楽しく過ごせるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

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