言うことを聞かない子供(小学生)との関わり方

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ソファに寝転ぶ女の子
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子供が大きくなってくると、言うことを聞かない時期が必ずやってきます。そんな時、どのような対応をすれば良いのでしょうか?

今回は、言うことを聞かない子供との関わり方について考えてみました。

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目次

言うことを聞かない長男

子供

生まれたばかりの頃は、なんでもされるがままの赤ちゃん。でも、すぐに自我が芽生えてきて、「そうじゃない、こうしたい!!」と伝えてきます。最初はかわいい自我の芽生え。ちょっとした抵抗も、ほほえましいです。

「うちの子、ちっとも言うこと聞かないの!」と話題になるのは、やはり2歳前後のイヤイヤ期からでしょうか?

小学5年生の長男も、2歳頃からイヤイヤ期が始まりました。最近はだいぶ穏やかですが、全然言うことを聞かないときもあります! 私も、ついイライラしてしまいます。

最近、長男はイボができて皮膚科に通っています。車で30分ほど離れていて、混んでいるその皮膚科に、10日毎に通うように言われています。学校は毎日4時まであるし、本人や兄弟に習い事がある日は行けないしで、以前行った日からかなり間があいてしまいました。

そんなときに、学校も早帰りで、誰も習い事のない日がやってきました。

これはチャンス! 早く行った方が道もすいているし、所要時間も短くて済む! これは皮膚科に行くしかない!

ところが、子供も同時に「チャンス!!」と思っていました。自分も兄弟も習い事がないから、いつもより長く友達と遊べる!!と。

子供にとっては、やらなくてはいけないことより、やりたいことの方が大事です。それなのに、親から皮膚科に行くから遊ぶなと言われる。皮膚科なんか行きたくないし、自分はイボがあったって気にならない。

そこで、お互いに妥協することにしました。1時前には学校から帰ってくるので、3時まで遊んでから皮膚科に行こうと。

そして当日。友達を連れてきてご機嫌な長男。あっという間に約束の時間になり・・・

ここから、長男の行きたくないというアピールが始まります。お母さんだって行くのは面倒だけど、1歳の妹にうつしたら大変なんだから、治しておくれよ…

お友達は気を遣ってくれて「行かなきゃダメだよ、もう帰るよ。」と言ってくれているのですが、長男は必死に時間稼ぎをしています。5年生になっても、やっぱり嫌なことは嫌で、先延ばしにするか、あわよくば無しにしようと考えているようです。

結局、皮膚科には行けました。だけど私のイライラはおさまらず、向かう車の中でもしばらく怒っているわけです。でも、それだともっと皮膚科のイメージが悪くなり、もっと行きたくなくなる…分かってはいるのですが、イライラは止まりません。

普段はなるべく意見を聞いて、好きなようにさせています。だからこそ、こちらがどうしてもという時は、聞いてくれて当然じゃないの?と期待してしまうのかもしれません。

結局どうするのが正しいのでしょうか?
正しい答えなんてあるのでしょうか?

言うことを聞かないのは、人として成長しているということで、とても喜ぶべきことなのです。

ワガママを言って怒られても、また言えるということは、少なくとも、ワガママを言って嫌われたらどうしようと思う相手ではない、安心してワガママを言える相手だということですよね。

とはいえ、なんでもワガママを聞くわけにはいかない。我が子だから、強気に出てしまうところもありますよね?

これが、自分の友達だったらどうでしょう?
まずは言葉などで、納得してもらおうと努力するのではないでしょうか?

我が子でも、人として対等な関係で交渉する方が、親として言いなりにさせなきゃ!と戦うよりもはるかに楽です。

こんなこともありました。

嫌がっていることをやらせようとした時、私自身がイライラしないよう冷静に相談するような形で、長男に話しかけました。すると、「えー、しょうがないなあ…別にいいけどー」とぶつくさ言いながらも、やってくれました。

いつもそのようにできれば喧嘩にならないんですけど、難しいですよね。

言うことを聞かない時期がなかった長女

子供

長女は、長男の3歳下です。イヤイヤ期のような時期は、少しだけなんとなくあったけど・・・

いつも怒られているお兄ちゃんをみているので、何をしたら怒られるのか勝手に学んでいるようです。言うこともきくし、相手が不機嫌かもしれないと思うと、自分の意見を引っ込めてしまいます。

でも、これはこれで問題ですよね? 自主性がなくなってしまいます。要領よくやっているだけなら良いのですが、親や祖父母に怒られるのが怖くて、なるべく怒られることはやらない、という考えなのです。

そんなわけで、長女にはもっと自分の好きに行動しても良いことを教えたいと思っているので、こうしようと決めてかからず、選択肢を提案して選ばせるようにしています。

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まとめ

指切りげんまん

言うことを聞いても、聞かなくても、どちらにしろこれで良いのか?と悩んでしまうのが子育てです。一人一人ときちんと向き合って、無理強いせずに、良い人間関係を親子でも築いていきたいものです。

ここでは小学5年生の子供の話を書きましたが、5歳だって同じです。それに気付かず、力づくで言うことを聞かせようとしていただなんて、無駄な労力を使っていたなと今では反省しています。

でも、その時代があったからこその気付きもたくさんあるわけで、これからも色々バトルをしながら、親子で成長していけたらと思います。

無理に言うことをきかせようとして、言うこと聞かない!!と怒るのは、もうやめにしませんか?

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