2017年11月21日、インドネシア・バリ島のアグン山が噴火しました。
11月29日現在、デンパサール(ングラライ)空港は閉鎖されています。
アグン山噴火に伴い帰国できず、ビザが切れてしまった場合は、ビザの延長が手配されるという情報を受け、手続きをしてきました。
どこで手続きできるの?
まず、デンパサール(ングラライ)空港の2階に設置されたイミグレーションのカウンターに行ってください。
道路側(空港入口)を背にして、左手にあります。イミグレーションの制服を着た方がたくさんいるので、分かるかと思います。
必要なものは?
パスポートを見せ事情を説明すると、搭乗予定だったeチケットのコピーを求められます。
実はこの時点で、筆者のビザは1日過ぎていました。ビザ最終日に帰国予定だったので、欠航と知った時点で航空会社に電話し、チケットを取り直したのですが、ビザの手続きに関しては、どうしたら良いのか全く分かりませんでした。領事館に電話しても明確なお返事は頂けませんでした。
筆者は用意していなかったので、搭乗予定だったガルーダインドネシア航空のカウンターでコピーをお願いしました。カウンター自体は、他の航空会社に比べ圧倒的にすいていたので助かりましたが、それでもかなり待ちました。待っている間、アクアをサービスしてくれました。
再度、そのコピーを提出する為、イミグレーションのカウンターに戻ります。戻ると、今度は新しく取り直したeチケットのコピーも求められ、再度ガルーダインドネシア航空のカウンターに戻ります。
整理すると、
- ビザが切れる前に乗る予定だった(欠航となった)eチケット
- 新しく取り直したeチケット
- パスポート
の3点を提出し、引換券を受取り、空港内で2〜3時間待つように言われます。この時点で空港に到着してから、3時間ほど経過しています。
途中で、帰国後に乗るはずだったピーチ航空に電波の悪い中連絡していたので、少し余計に時間がかかっています。ちなみに、シンプルピーチで予約したのですが、このような天変地異でも返金してくれませんでした。
帰国後に予約してあった沖縄のホテルは、基本的にキャンセル不可だったのですが、事情を話したら返金してくれました。
あとは、空港内をグルグル回ってひたすら待ちました。待ち切れず1時間半後に「まだですか?」と尋ねてみましたが、システムダウンの為、時間がかかっていると言われました。
※筆者は数回観光ビザの延長やソシアルビザの延長で、イミグレーションに行ったことがありますが、システムダウンはしょっ中です。
2時間を少し過ぎたところで、たくさんのパスポートが戻ってきて、その中に我々のパスポートもありました。しかし、受付のお姉さんの「〇〇(息子の名前)の分は、ないよ(笑)」という鋭いツッコミには笑えました。
まとめ
普段イミグレーションの方は怖いイメージがあるのですが(そうでない方もいるのに、何故かいつも強面の方に当たってしまう)、今回は皆さん優しかったです。筆者は、ビザが数時間切れてしまっていた為、ドキドキしながら行ったのですが、該当する方は早目の手続きをお勧めします。
ビザは手続きした日から、ちょうど2週間延長されていました。
あとは、アグン山の噴火が落ち着いて、周辺住民の方々が1日でも早く普段の生活に戻れますように、そしてデンパサール空港の1日でも早い再開を望みます。