あなたは、子育て中のストレスから体調不良になったりしていませんか? また逆に、体調不良から子育てをストレスに感じたりしていませんか?
子育て中のストレスと体調不良には、深い関係があります。
初めての子育てでストレスがたまり体調不良になってしまった私が、『全ては考え方次第』ということに気づいたエピソードを元に、ストレスをためないようにするにはどうしたら良いのか一緒に考えてみましょう。
新生児と共にストレスもやってきた!
『妊娠・出産』という人生の一大イベントを終えるとすぐに『子育て』が日常の毎日が始まります。
他の仕事のように『今日たくさん頑張ったから明日の仕事が減る』というわけではなく、24時間休みなく全力で赤ちゃんのお世話をすることになります。最初の頃は赤ちゃんとの生活ペースがつかめず、どこで手を抜けばいいのやら、気を抜けばいいのやら分かりません。
泣き出す前の赤ちゃんの呼吸にまで敏感になり、夜もぐっすり眠れない!! 夫は仕事で帰りは遅い!
私は里帰り出産ではなかったので、退院後は実の母と義理の母に日替わりで来てもらい、昼間に数時間手伝ってもらっていました。
実の母には気に入らないことがあれば文句も言えます。義理の母が来ることになっている日は何時に来るか分からないし、赤ちゃんが寝たから一緒に寝ようとするタイミングで、「ピンポーン」とやって来たりするわけです。
仕方がないことですが、義理の母と私は、感覚も知識も違います。昔は良いとされていたことが、今は逆になっているのはよくある話。子育ての常識もどんどん変化しているのに押し付けてきます。
「今は違うんです!」なんて言えるわけもなく、モヤモヤしつつも従います。
あとで飲ませる為に冷蔵していた母乳を、勝手に捨てられてしまったり…余計なことをされて、疲れも倍増します。洗濯や料理をしてもらえるのはありがたいのですが、精神的に疲れます。
そして義理の母が帰れば、今度は仕事から帰ってきた夫が料理や家事に挑戦です。ちょっとでも口出しすると、「任せてるときは、何も言うな」と押さえつけられます。
赤ちゃんだけに向き合っているからこそのピリピリ感。家事をやりたくなっても、やってはいけないという変な圧力。
今考えると、そんなに神経質に赤ちゃんに接する必要はなかったのだけど、そのときの私の目は赤ちゃんに100%向けられていました。
ストレスがパンクした? とうとう体調不良に!!
そんな日々を過ごしていたある日、明け方トイレに起きるとなんか気持ち悪いようなだるいような・・・発熱です!! 1ヶ月健診が終わって少したった頃でした。
授乳とオムツ替えだけで、ものすごくだるい・・・。床上げも過ぎていたので、夫が帰ってくるまで一人で全部やらなくてはいけません。
夫に休んでくれないか訊ねてみました。「そんなの無理。お母さんに仕事休んでもらえば?」という返事。結局、実の母にお願いしました。
その時、母が一人で赤ちゃんのお世話をしているところを見ている状況になったわけですが、追われている感じが全くないのです。普通にテレビなんか見ながら、赤ちゃんのお世話をしつつ、掃除でも洗濯でもご飯の支度でも何でもできているのです。
「あれ? もしかして何もできないって、赤ちゃんにしばられていた?」ということに気づいたとたん、私は急に気持ちが楽になり、熱も下がり始めました。
その後は『かわいい・楽しい』の時期が数ヶ月続きました。適度に家事もできるようになり、出かけることも増え、気晴らしができるようになったからです。
赤ちゃんと二人きりで引きこもっていると、いくらかわいい我が子でもストレスになってしまいます。それは全然後ろめたいことでもなく、当たり前のことだということに気づいた後は、思う存分出かけるようにしました。
それ以降も、たまに熱が出たりするのですが、なぜか夫の休みの日に重なってくれます。また高熱になった時も、最低限の家事育児を自分でやっているうちに治るような体ができあがりました。
体が回復した時って健康であることがすごく幸せに思え、また張り切って育児をすることができるんですよね。
2人目、3人目が新生児の時は、1人目の時のようなストレスは全くありませんでした。上の子がいて家がにぎやかだったのも良かったと思います。
まとめ
初めての子育ては、ストレスがたまりやすいものです。家で赤ちゃんと二人きりで過ごして、ストレスがたまってしまうことは全然後ろめたいことではありません。
私は、体調不良の時に実の母が代わりに家事育児をやってくれている姿をみて、『考え方次第』だということに気づきました。
適度に育児以外の活動もしつつ、赤ちゃんイベントを探して出かけて外の世界の刺激をたくさん受けると、楽しく過ごせて元気でいられます。
ストレスに感じることを体調悪くなるまで続けるのはもうやめましょう!!